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紫外線から美肌を守るUVクリームの正しい塗り方、その方法は?

紫外線対策

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紫外線対策が重要なのは春から夏にかけてですが、あなたが正しいと思っているその紫外線対策、間違っているかも知れません。日焼け止めやUVクリームを正しく使わないと効果が半減どころか逆に大切なお肌にシミやシワを増やしてしまっている残念な結果にも!?。普段何気なく習慣化しているかも知れないダメな紫外線対策って何でしょう?

今どきの紫外線対策グッズとは?

SPF20+以上PA++以上の日焼け止め、UVクリーム
つばの広い帽子
日傘
サングラス
UVカット加工の手袋やマスク
UV加工の長袖カーディガンや上着

などありますが、ここにも考えもしなかった落とし穴があるんです。せっかく美肌のために努力して用意万端なのに正しい使い方を知らなければ効果半減どころか無効果になってしまうことも!細かく見て行きましょう。

日焼け止めは一度塗るだけで終わってませんか?

残念ですが、一度塗るだけの量ならまったく足りていません。日焼け止めやUVクリームは一度塗りより二度塗りの重ね塗り方が断然効果がアップします。また外出する直前に塗るより、30分は前に塗って置く方が肌によくなじみ、きれいに肌に膜を作ります。また多くの人が正しい量を使用していないらしいです。水分の多いサラサラタイプの日焼け止めなら500円玉硬貨2個分で二度塗り(一度目に500円玉硬貨一つ分、時間をおいて肌のべたつきが落ち着いたら二度目にまた500円玉硬貨一つ分を塗る)、クリーム状の日焼け止めなら二度塗りで500円玉硬貨一つ分(一度目に500円玉硬貨の半分量、二度目に残りの半分量)が最も効果の高い日焼け止めの分量なのだそうです。各製品の使用推奨量はわかっているけど、そんなにたっぷり使ったら白くなっちゃうし、そのあとファンデーションがきれいに伸びないって思われた方も多いと思います。だから二度塗り推奨なんです。一度に推奨量を塗ればクリームが残って白っぽくなりますが、その半分の量を塗り伸ばして少し時間を置くだけで、肌に馴染み、白っぽさもかなり軽減されます。

最近では朝の保湿クリームにUVカット成分が入ったクリームもありますので、UVカット成分入りの朝用クリームを塗って、馴染んでから市販の日焼け止めを二度目として塗るのもいいですね。上手に朝のお手入れの中に取り入れて、日焼け止めを習慣化することをおススメします。また間違った使用法として日焼け止めクリームをゴシゴシと肌に擦り込むように塗ったり、パンパンと肌を叩くように浸透させるなどの塗り方は逆に肌自体を痛め、ダメージを与え、肌や顔のたるみを引き起こすことにもなりかねないそうです。日焼け止めの効能は肌に膜を、ベールを作ることで紫外線を肌に通さないことですから、膜を作るように塗り残しやムラが無いようにきちんと塗ることが重要です。特に暑い夏はハンカチやタオルで顔の汗を拭いたり、スマホで話す時に頬がべったり電話に付くなど日常生活での物理的刺激により顔に塗られた日焼け止めが落ちてしまいがちなので、外出時には2,3時間間隔で新しく塗り直すことで日焼け止めの効果を機能的に継続することが重要になります。日焼け止めは紫外線が日焼け止めの膜に当たることでどんどん劣化し、効果が下がり出します。

SPFって何?PAは?

SPFとはSun Protection Factor サン プロテクション ファクターの略でUV-B波を防ぐ効果を示す数値です。UV-B波はB紫外線と呼ばれ、肌から一番上の角層(かくそう)を通り、表皮を抜け、肌内部のメラニン色素やその元となるメラノサイトに刺激を与え、シミを形成します。日焼けをした際に、皮膚が赤くなる(炎症)のはこのB紫外線のなせる技です。シミ、そばかす、炎症反応による皮膚の乾燥などの原因を作ります。

PAとはProtection Grade of UVA プロテクション グレイド オブ ユーブイエーの略でUV-A波、A紫外線を防ぐ効果を示す目安です。SPFと違い、ここでは数値ではなくおおよその目安であることから、日本以外の国ではPAの記載がまるで無い日焼け止めが売られています。海外旅行に出掛ける時は日本からPA表記がある日焼け止めを持参すると安心です。なぜならこのA紫外線はB紫外線より肌のもっと深部まで届くからです。A紫外線はなんと雲や窓ガラスまでも通し、肌の角層、表皮を超え,真皮層まで届きます。80%の紫外線が窓ガラスを通過しますのでUVカット加工のカーテンも有効です。この生活紫外線はシミだけでなく、大切なお肌のシワやたるみ、最悪のシナリオでは皮膚がんの原因になります。先ほども少し触れましたが、A紫外線は雲や窓ガラスをも浸透しますので、室内でも、曇りの日でも、雨の日でさえ紫外線は降り注ぎます。どんな天気でも、ましてや部屋の中でも日焼け止めは必要なのです。

つばの広い帽子や日傘で紫外線を上からブロック!でも紫外線は下からも?

周りにもきょうは日焼け止め忘れちゃったから帽子や日傘で紫外線をブロックなんて聞くことあります。帽子や日傘でブロックしている紫外線は上からだけなんです。太陽からの直射日光をブロックしているだけで、特に都市部ではアスファルトやコンクリート、ビルのガラスや壁、噴水や池の水、冬には積雪などにより太陽の日差しは反射し、下からも照り返す、反射日光があることを御存じですか?下からも紫外線はあなたを狙っているんです。また太陽からの直射日光は大気中の分子に当たって散乱する、散乱日光など上から、下から大気中からのあらゆる方向から紫外線を浴びていることになります。日焼け止めは一年中、どんな天気でもせめて顔だけは塗って置くと4,50代でのシミやシワ、肌のたるみは相当軽減されるでしょう。

サングラスの色は?

一般的にサングラスと言えば黒が多いと思いますが、レンズの色が濃すぎるとサングラスの中で目の瞳孔が開きっぱなしになってしまい、その状態で隙間から紫外線が入るなどで目の中の水晶体が無防備になり、ダメージを受けやすくなり、視力低下や白内障のリスクが高くなることにもつながるため、ファッションではなく紫外線対策としてのサングラスを選ぶ時はUVカット加工がされているレンズの色の薄い、隙間から日光が入りにくいデザインのものを選ぶといいようです。

日焼け止めはどこに塗ればいいの?

まずお顔が一番だと思いますが、髪の生え際や、耳、首からデコルテにかけて、うなじ、手の甲、腕などが挙げられますが、最近ではUVカット加工の軽いカーディガンやスカーフなども市販されていて便利ですね。勤務先からちょっとランチを買いにコンビニまでとか、近場でランチなどで外出する時、UVカット加工のフワッと軽く羽織える薄手のカーディガンや上着、首やデコルテ、うなじを隠せるUVカット加工のスカーフなどがあるととても便利です。特にオフィスビルは冷房が良く効いていて肌寒く感じることもありますから、首の両頸動脈をスカーフで覆うだけで急激な体温減少を予防出来ますし、カーディガンを羽織うことで肩や背中の冷え対策にもなり一石二鳥ですね。

シミ、シワを進行させて老け肌にさせる食べ物がある?

ソラレン(光毒性物質)を多く含む柑橘類、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キィウィ、セロリ、パセリなどを摂取すると摂取後12時間以上も日光に当たることで継続して紫外線の影響を受けやすくなるのでなるべく夕方から夜にかけて摂取すると言いそうです。抗酸化作用の高いビタミンA,C,E、ポリフェノールを多く含む緑黄色野菜や季節のフルーツは紫外線などの酸化ストレスから肌を守る効能が期待でき、根菜類や海藻類、キノコ類などの水溶性食物繊維を努めて摂取することで腸内環境が整い、必然的に皮膚の水分量がアップし、キメの整った肌の形成を促し、日焼けなどの炎症からのダメージを軽減させる効果もあります。
ビタミンAを多く含む、レバー、うなぎ、卵黄などは皮膚や皮膚粘膜を正常に保つ作用があります。
ビタミンCを多く含む、イチゴ、りんご、アセロラ、トマトなどはメラニン色素を抑制するシミ予防の効果があります。
ビタミンEを多く含む、アーモンド、モロヘイヤ、アボカドなどは抗酸化作用に優れています。

日焼け、紫外線を浴びてしまった後の対処法?

紫外線を浴びてしまうと日焼け(肌の炎症)が起こります。肌が炎症で異常に乾燥した状態にあるので、まず重要なのは保湿することです。乾燥してしまった肌は正常なお肌のターンオーバー(入れ替わり)が低下、コラーゲンの生成も低下しますので保湿化粧水やクリームで水分を補強し、活性酸素の抑制効果が高い、アスタキチンサンやコエンザイムQ10などでダメージを軽減しましょう。

まとめと🐧おまけ

◎日焼け止めやUVクリームはケチらずに推奨量を使う。
◎去年の残っってしまった日焼け止めは使わない。
◎天気の良い日はしっかりと二度塗りをして2,3時間間隔で塗りなおす。
◎曇りでも外出時は二度塗りを。
◎雨の日や室内にいる日も一度塗りをする習慣をつける。
◎化粧をしていて塗り直しにくいときはスプレータイプやパウダータイプを使用。

スキンケアの専門家によると日焼け止めやUVクリームを推奨量で正しく使用するとほぼ一ヶ月で約30-40gを使い切るそうです。去年の日焼け止めが残っているわけがないそうで、いかに少なめの量を一回サラっと塗るだけで自己満足して安心してしまっていたことにショックを受けました。おそらく肌の隠れシミを見ることが出来るマシンがあったら、自分の顔の隠れシミを見る勇気がありません。今からでは遅いかもしれませんが、ケチらずに正しく推奨量を二回塗ってこれ以上シミを作らないよう水際で死守しようと痛感しました。

🐧おまけ
隠れシミが見れるマシンで自分の隠れシミがどれだけあるか撮ったことあるけど、ほぼほぼシミが無い部分がなかったくらいシミだらけで心臓が一瞬止まったわ。。。今更感は拭えないけどUVクリームは塗ろうと強くこころに決めました。
手の甲も年齢を偽れない場所だからお顔と同じくらいケアしてね!デコルテも大事よ!
ヨーロッパは日本のようにお肌に優しい軟水じゃなくて硬水でしかも消毒のためにお肌に良くない成分が混じってることも多いの。逆に洗うことでお肌や髪をダメージしたりする可能性もあるってことなの。実際ヨーロッパやイギリスでは毎日髪を洗うことを推奨していないのよ。2,3日に一度を髪や地肌のために推奨してます。毎日朝シャンプーしている人が聞いたら悲鳴を上げるかも!(笑) だからイギリスでは若い子を中心にドライシャンプーを使うのよ。いろんな香りが楽しめるし、わりとすっきりした使用感なの。ただ離してスプレーしないと髪が白くなることも!最近では髪色に合わせ金髪用、ブルネット用、黒髪用など色のついたドライシャンプーも売られてるの。スプレーが近過ぎて髪が真っ白になる人かなりいたみたいね! (笑)

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