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Moomin Valley Parkムーミンヴァリーパークが埼玉県飯能市2019年3月16日にオープン!!
ムーミンはお好きですか?
リトルミィやスナフキンが好きな方も多いですね。
ムーミンはフィンランド出身の画家、小説家、絵本童話作家のTove Janssonトーベ マリカ ヤンソンさん(1914年8月9日誕生 2001年6月27日永眠)原作の有名な挿絵入り絵本小説です。アニメではカバに似てますが、ムーミンはカバではなくトロールと言う創造上の生き物だそうです。
日本では昭和の1969年にフジテレビ系列でアニメが放送開始され、人気を博し、その後1972年にも続編が放送されるなどして一気にムーミンの知名度が上がりその後も根強い人気を継続しているほのぼのキャラクターです。藤田淑子さんが歌ったあのフレーズ、’ねぇ ムーミン、こっち向いて’♪は今でも耳に残っています。そのムーミンの世界観を忠実に再現したテーマパークが2019年3月16日にオープンして以来大盛況らしいんです。10連休はすごい混雑だったようですが、今から夏にかけてデートに家族旅行におすすめです。
ムーミンのテーマパーク第一号オープンはフィンランド 1993年
このテーマパークは日本で1990年にテレ東系で作られ放送されたアニメ’楽しいムーミン一家’全104話が世界中、60ヶ国で繰り返し放送されたことでアニメのムーミン一家が世界的に認知され過ぎたため、日本のアニメ’楽しいムーミン一家’の設定に基づいて作られたテーマパークです。日本のアニメーションの影響はすごいですね。イタリアの方が’秘密のアッコちゃん’(向こうではアッコでは男の子の名前なのでアッカちゃんになったらしいです)、スペインの方が’母をたずねて三千里’、サウジアラビアの方が’Naruto”、台湾の方が’スラムダンク’などなどあまりに多くの新旧アニメが海外で放送されていた、そしてされていることには驚かされます。世界の方々とハイジやムーミンで盛り上がれるって最高だと思います。
昭和🐧さん:
海外に居ると時々いろんな国の観光客が日本人に日本語を投げかけてくること’あるある’なんだけどね、’学校行くぜー’とか’サイコー’、’毎度’とかね、だから日本語上手ね?って言うとわからない、通じない。実は彼らの好きな日本のアニメを何度も見てるうちにアニメの中の会話や掛け声だけ覚えちゃってるみたいなの。それから確か昔のアニメではムーミンの恋人である’スノークのお嬢さん’(今は原作になるべく忠実に名前を記載しているためスノークのお嬢さんらしい)は’ノンノン’で、その後1990年にテレビ東京系列でアニメ放送が開始された’楽しいムーミン一家’では’フローレン’だった気がするけど。ムーミンだって今では’ムーミントロール’でしょ。ミィは’ちびのミィ’から’リトルミィ’と英語風になったしね。ムーミンママやムーミンパパ、そしてスナフキンの名前はそのままなのはなんかホッとするわね。
ムーミン谷、ムーミンヴァリーパークは宮沢湖の畔
ムーミン谷へは東京から西武池袋線の3月にデビューした新型特急で最短40分で埼玉県飯能市の飯能駅まで直通です。最寄り駅はJR八高線の東飯能駅とこの西部池袋線の飯能駅です。飯能駅南口からは飯能市の観光スポットでもある天覧山、飯能河原、割岩橋、飯能大橋を渡ったところにある、生活の木 メディカルハーブガーデン薬香草園などが徒歩15分圏内にあります。ムーミンヴァリーパークへは飯能駅前のバスターミナルから直行バスが10分間隔で出ています。’Moomin Valley Park飯能駅北口①’と書かれたバス亭から乗車しておよそ15分で宮沢湖畔のムーミン谷に到着します。
湖岸の周りに4つのアトラクションエリア
始まりの入り江でムーミンたちの大きなパネルと遭遇して一気にテンションが上がります。入園料金は 大人1500円(中学生から大人)小人(4才以上小学生まで)1000円 3才以下は無料です。祝祭日や土日は込み合います。入園料以外にも料金が必要なアクティビティがあります。そのほとんどが時間予約制です。
おススメ裏技としてはランチはコケムス内のレストラン’ムーミン谷の食堂’が込み合い、入店に整理券が必要な時はこの始まりの入り江に戻ってパンケーキ専門店’Lettula レットゥラ’でランチすると時間が有効に使えます。お食事になるセイボリーの甘くないのパンケーキ、おやつの甘いパンケーキのベリー系かシナモンアップル系から選べて2000円前後です。お食事の甘くないパンケーキにベーコンや目玉焼きのしょっぱい系にメープルシロップをかけて甘じょっぱく食べるのもあり、おススメです。食堂も、パンケーキのお店もカフェもいっぱいの時は宮沢湖の反対側にあるMetsa Villageメッツアビレッジに行っちゃうのもありです。メッツアビレッジは湖でカヌーやレストラン、カフェ、ショッピング店舗もある総合レジャー施設です。
ムーミン谷はお客さんのほとんどがまっしぐらに向かう先なので込み合いますし、待ち時間も長くなる傾向になります。ここにはムーミン屋敷や海のオーケストラ号など人気のアトラクションが集中しています。あまりに混雑している時は順番を変えてコケムスやおさびし山へ先に行くこともおススメ裏技です。
ムーミン屋敷ガイドツアー(時間予約制)大人も小人も1000円 3才以下は無料 地下室も含めると4階建ての屋敷でムーミンママ愛用のキッチン、家族の憩いの場ダイニングルーム、ムーミントロールの部屋、リトルミィの部屋などが見られます。屋敷の中のベッドやテーブル、イスなどの家具や雑貨、小物などの装飾品まですべてが北欧やフィンランドで買い付けたもので、原作に近い物を現地で探して集めたものです。北欧らしい空間に仕上げてあります。
海のオーケストラ号 (時間予約制)大人も小人も1000円 3才以下は無料
若き日のムーミンパパ達の海や山での冒険を体験、体感出来るシアターです。実際に風が吹いてそれを感じたり、オーケストラ号が海の真っ只中に放り出されて波しぶきが立ったりと映像と共にリアルに体感出来、あなたも海の冒険者です。
午前、午後、時間制でムーミン谷の住民によるショーがエンマ劇場であり、みんなが歌って踊ります。ムーミンたちは童話から抜け出した外観ですが、リトルミィとスナフキンは人が演じるコスプレです。アニメに慣れていることもあってリトルミィもスナフキンも被り物でいいのでは?と思ったのですが、SNS上ではスナフキンを演じる方がイケメン過ぎると今大人気なのだそうです。おススメ裏技ですがスナフキンは午前中のショーの後おさびし山のスナフキンのテントに戻る可能性が高いのでそこで一緒に写真を撮れるチャンスらしいです。
おさびし山はスナフキンがテントを張って住んでいるエリアで森の奥にあります。おさびし山の入り口付近には’飛行鬼(ひこうおに)のジップラインアドベンチャー’があります。(時間予約制)大人も小人も1500円身長120㎝以上190㎝以内 体重30㎏以上100㎏以内でハーネスを装着出来ることが条件です。
ハーネスを装着してヘルメットをかぶり、宮沢湖の上を約400mワイヤーで滑空します。気持ちが良さそうです。これからは夏になりますので、朝の涼しいうちに先におさびし山で’飛行おにのジップラインアドベンチャーで湖上を颯爽(さっそう)と滑空し、気持ちの良い朝のきれいな空気を吸って、森からたっぷりとフィトンチッドを吸収してストレスを流してからムーミン谷やコケムスを目指すのもおススメです。その他あまり集中しない灯台や水浴び小屋、ヘムレンさんの遊園地を先にまわるのもありです。
昭和🐧さん:
なかなかしゅっとしたイケメンスナフキンですよ。フランスでイケメンは警察官や消防士で、カレンダーとかバカ売れよ。イギリスでイケメンはポートベローマーケットのメインのカフェやレストランはこれからの俳優さんがバイトしてるの。まだまだ情報はあるけど、また今度ね!あ、子供の頃飛行オニは怖かったわぁー。
トーベヤンソンさんの描くスナフキンはアニメのスナフキンとほぼ同じだけど、主人公のムーミントロールは初めは全然ムーミンじゃないのよね。トーベヤンソンさんが6才の時にトイレの壁にスノークを既に描いたらしいけど、それが鼻の長い変わった生き物でムーミンの原形だと言われてるの。最初はスノークでムーミンじゃなかったのね。彼女は世界大戦経験者だから壮絶な人生だったでしょうね。でも彼女は戦中でもGARM新聞に当時の独裁者に対する辛辣な政治風刺画を署名入りで描いてたって、すごい反骨精神よね。
コケムス(体験の意味)ではムーミン谷の食堂というレストランとムーミン谷の売店などが入ってます。売店では2000点以上のムーミン商品が並んでいます。オンラインで買えるものもありますが、中にはここでしか買えない’パークオリジナルグッズ’があり、それらには「限定」と記載してありますのでおススメです。マグカップや缶入りクッキー、タオルハンカチ、コミックアートクッキー(本のような箱にそれぞれひとつづつに違う絵が描かれているクッキーで食べるのが惜しいくらいかわいいです。キャラクターぬいぐるみもとことんふわふわモコモコ感にこだわった手触り優しいキュートなぬいぐるみです。欲しいものが多すぎて困りそうです。このコケムスは入館料が無料でムーミンの原作画や挿絵、原作者トーベヤンソンさんの生い立ちなどからより深くムーミンの世界を理解できる展示がなされており、トーベヤンソンさんの人生からムーミンシリーズの歴史も体験出来そうです。
まとめ
今年2019年はフィンランドと日本の外交関係樹立100周年。
東京では現在ムーミン展が開催中です。
フィンランド タンペレ市のムーミン美術館から原画やスケッチ、GARMの政治風刺雑誌の挿絵など所蔵2000点もの作品の中から貴重な選りすぐりの作品がやって来ました。
2019年4月9日から6月16日まで開期中無休 10:00-20:00(火曜は17時まで入館は閉館の30分前まで)
東京 森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52階
大分 2019年6月29日から9月1日 大分県立美術館
名古屋 2019年12月7日から2020年1月19日 松坂屋美術館
🐧おまけ
トーベヤンソンさんは第一、第二作品はあまりぱっとしなかったし、挿絵も模索中感があったけど、第三作品目の’楽しいムーミン一家’が母国フィンランド、隣国スウェーデンで評判になり、英訳につながったことで英国で大ヒット、5年後の1954年に当時は世界最大発行部数を誇ったロンドンの’イブニングニュース’(夕刊紙)に6コマくらいの漫画の連載(ムーミン)がまたまた大ヒット、その他のヨーロッパの言語に翻訳されて国際的に有名になったの。この頃の挿絵はみんなが知っているムーミンの画です。
それよりも何よりも今回驚いたのは、スナフキンがミムラ姉さんとリトルミィの異父兄弟だったこと!! ムーミン谷のみんなは冬に冬眠して、スナフキンだけ暖かい土地に行くからスナフキンだけは人間かと思ってましたよ。スナフキンがリトルミィの異父兄???だったとは。。。知らなかった。。。🐧びっくり!!
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